• 小鳥遊書房

    • Twitter
    • facebook
    • Twitter
    • facebook

Details of the book書籍詳細

近刊
アンドロセントリック・アメリカ
コニーとクローヴァーと二人のヘンリー
  • 19世紀末アメリカの男性中心主義=アンドロセントリズムを照射する!

    著者・訳者
    著者:大井 浩二プロフィール
    ジャンル 人文、英米文学、フェミニズム
    出版年月日 2025年3月25日
    ISBN 978-4-86780-069-0
    判型 四六判並製
    ページ数 196頁
    定価 本体2,200円+税
    在庫 予約受付中

    「マンスプレイニング」はなぜ起こるのか?

    女性芸術家としての小説家コニーと写真家クローヴァーに対する
    小説家ヘンリー・ジェイムズと歴史家ヘンリー・アダムズの発言や態度を通して
    世界は男性によって支配されているという、19世紀末アメリカの
    男性中心主義=アンドロセントリズムを照射する!

    プロローグ◉二人の女性芸術家の不自然な死

    第一章◉女性芸術家たちの運命
      1 フィレンツェでの出会い
      2 短編「ミス・グリーフ」の世界
      3 ヒヤシンス通りからコリンヌの城館へ

    第二章◉幼児化される女性小説家たち
      1 書評家ヘンリー・ジェイムズ
      2 オールコットを書評するジェイムズ
      3 女性作家の死者略伝を書くジェイムズ

    第三章◉ジェイムズとエデルとフェミニスト批評家たち
      1 ある女性小説家の肖像
      2 「狂気の物語」の作者
      3 レオン・エデルのウルスン論

    第四章◉女性写真家の誕生
      1 ヘンリー・アダムズの妻として
      2 「美と義務」
      3 写真家クローヴァーのアルバム

    第五章◉アンドロセントリスト・アダムズ
      1 「男性の創った家族」
      2 ミソジニスト・アダムズ
      3 小説家ヘンリー・アダムズ

    第五章◉「アダムズ・メモリアル」の謎
      1 ロック・クリーク墓地のブロンズ像
      2 「悲嘆」か「永遠の静寂」か
      3 アンドロジニーvsアンドロセントリズム

    エピローグ◉ポケットを奪われた女性たち

    引用・参考文献

    あとがき

  • ご注文

2020 TAKANASHI SHOBOU

Pagetop