著者・訳者 |
著者:井川 ちとせプロフィール
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ジャンル | 人文 文芸 批評 |
出版年月日 | 2025年2月14日 |
ISBN | 978-4-86780-067-6 |
判型 | 四六判並製 |
ページ数 | 530頁 |
定価 | 本体4,200円+税 |
在庫 | 予約受付中 |
文学/読書は、人生を変えるのか?
イングランド中部で四年間、読書会に参加した著者は、
グループの協働によって、本がどのような意味を生成し、
参加者たちの生活と読書がいかに絡み合うのかを実見した。
フィクション・ノンフィクションのテクスト、
パラテクスト、アダプテーションの解釈を交えつつ、
アカデミア内外の本のいろいろな使いみちに光を当てる。
はじめに 間欠的調和という希望
序 章 研究の背景
第一章 分析的読みとミメーシス的読み
第二章 新自由主義体制下の文学生産と受容のセラピー的転回?
第三章 チックリット、貧困ポルノ、上方移動小説
第四章 ミッチ・アルボムの何がいけないのか
第五章 ジャンルの創出、テクストの再編
第六章 「情報を提供せよ、教育せよ、楽しませよ」―BBC的教養主義とノスタルジー
第七章 教育の功罪
第八章 利他の共同実践
終 章 懐疑とパラドクスの隘路を縫って
おわりに 寛容と厚意と本への愛
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