• 小鳥遊書房

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Details of the book書籍詳細

新刊
国際地域学の課題
Crisis and Transformation
  • 言語と文化の複数性を土台にして、
    国際研究と地域研究が交差する
    多様な学びのフィールドへ!
    著者・訳者
    編著:小谷 一明プロフィール
    編著:黒田 俊郎プロフィール
    編著:ハワード ブラウンプロフィール
    編著:水上 則子プロフィール
    編著:柳町 裕子プロフィール
    ジャンル 国際関係
    出版年月日 2024年5月10日
    ISBN 978-4-86780-048-5
    判型 A5判並製
    ページ数 368
    定価 本体3,100円+税
    在庫 在庫あり

    言語と文化の複数性を土台にして、
    国際研究と地域研究が交差する
    多様な学びのフィールドへ!

    国境や時代の枠にとらわれない越境的な対話のために
    世界を通して地域を再発見する学問の旅へ出よう!

    はじめに
    私たちが世界と向きあうために—国際地域学への招待—(黒田 俊郎)


    ◉第1部 私たちの課題
    序論 真の意味での国際的学びを目指して(柳町 裕子)  

    第1章  世界  紛争はなぜ繰り返されるのか

    1 政治学と平和学の狭間で考える(黒田 俊郎)
    2 アイデンティティと紛争—移民政策における包摂と排除の政治—(陳 柏宇)
    3 共通性なき共同体を求めて(伊藤 潤一郎)  
    4 東アジア地域における民主主義と権威主義(権 寧俊)
    【コラム】時のタペストリーと平和
         —『光のノスタルジア/真珠のボタン』に寄せて—(黒田 俊郎)  

    第2章  世界の中の地域  グローバルとローカル—私たちにできることは何か—

    1 人間の安全保障とSDGs—新型コロナウイルス禍の経験を踏まえて—(伊藤 晋)
    2 「地域」からの外国地域研究(穆 尭芊)
    3 地球温暖化をめぐる文化人類学
        —新潟県加茂市におけるサケ漁の実情から—(古川 勇気) 
    4 ローカルを見つめ直す実践
        —「反・共生」史の環境表象—(小谷 一明)
    5 人文地理学で「地域」を知る新潟を例に—(櫛谷 圭司)
    6 「グローバリゼーション」から「ローカリゼーション」へ
        —Web3.0時代がもたらす自律分散型社会への移行—(関谷 浩史)

    第3章  国際関係  強調か対立か、何故か

    1 インド太平洋における対立と協調
        —安全保障と経済の視点—(畠山 京子)
    2 Peace and War in International Relations (IR) Theory: 
         An Introduction(Ka Po Ng)
    3 実証国際政治学—パワー分布と戦争発生—(広瀬 健太郎)
    4 なぜアラブ諸国とイスラエルは対立するのか?
        —第三次・第四次中東戦争を中心に—(ミラー 枝里香)

    第4章  文 化  文化は誰のものか

    1 32人のイワン皇子(水上 則子)
    2 「ことば」と「文化」を問う—在日朝鮮人文学—(高橋 梓)
    3 魯迅、蕭紅とその“故郷”、そして蕗谷虹児(後藤 岩奈)
    4 誰かの/わたしの居場所を探して
         —フェミニズム・クィアの想像力—(五十嵐 舞)
    【コラム】
    漢字文化圏とおカネの話(高久 由美)  


    第5章  
    人間と社会  日常に潜む危機とは—感情と構造から考える—

    1 ヤマトンチュという怪物について
         —現代日本の無意識の植民地主義と「悪の陳腐さ」—(福本 圭介)
    2 凡庸な風景と場所の感覚
         —復元に向けた環境表象とは—(小谷 一明)
    3 社会史におけるソシアビリテと感情への着目
         —『マルタン・ゲールの帰還』と『リトル・マーメイド』にみる
           ジェンダーと人種—(荒木 和華子)  
    4 感情から考える法(新井 貴大)
    【コラム】
    人に寄り添う道具(野本 洋平)

    ◉第2部 これからの言語教育

    序論 Language and Language Education as Tools for understanding and Adapting to the Changing World
    変化する世界の理解と適応を可能にするツールとしての言語と言語教育
    Howard Brown)

    1 Internationalization of Higher Education(Howard Brown)
    2 From high school to university English: 
        Experiences and reflections(John  Adamson)
    3 From Emergency Remote Teaching to Post-COVID Times: 
        Teachers and Educational Technology(Melodie Cook)
    4 韓国語の特徴から考えるこれからの言語学習
        —外国語学習のすすめ—(金 世朗)
     多文化共生時代における日本語教育(宮﨑 七湖)
    6 学校文化と言語教育
        —私たちはなぜ学校に通うのか?—(茅野 潤一郎)
    7 英和辞典の今後の展望と英和・英英辞典の活用法について(田畑 圭介)
    8 ChatGPTの時代における英語学習を考える(峯島 道夫)
    9 外国語を学ぶ意義—生成文法理論の視点から—(佐藤 英志)

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