著者・訳者 |
著者:大谷 伴子プロフィール
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ジャンル | 英米文学(評論)、演劇評論 |
出版年月日 | 2023年4月5日 |
ISBN | 978-4-909812-97-1 |
判型 | A5判並製 |
ページ数 | 256 |
定価 | 本体2,600円+税 |
在庫 | 在庫有り |
帝国アメリカの消費文化が抬頭するなか、
イギリスの伝統的な文化と共存・競合しつつ新たに生み出された20世紀文化空間。
モダニズムへの転換期に誕生したミュージカル・コメディに
「ショップ・ガール」「働くレイディ」は、
どのように描かれたのか。
2013年放映のドラマ『セルフリッジ百貨店』や、
サマセット・モーム、ドゥディ・スミスらの小説・戯曲に見える
モダンな英国の姿。
【主な目次】
はじめに
第1章 『セルフリッジ百貨店』とウェスト・エンドの劇場文化
第2 章 ショップ・ガールの欲望と消費文化
──大英帝国のナショナルなポピュラー・カルチャーとしてのOur Miss Gibbs ?
第3 章 The Shop Girl と消費の帝国アメリカ
──英国ミュージカル・コメディの「誕生」再考
第4 章 変容するロンドンの劇場空間と
英国劇作家サマセット・モームのさまざまな価値(その1)
──モームの演劇との決別? あるいは劇場小説『劇場』
第5 章 変容するロンドンの劇場空間と英国劇作家サマセット・モームのさまざまな価値(その2)
──『コンスタント・ワイフ』と働くレイディ
第6 章 戦間期英国演劇と「郊外家庭劇」
──ドゥディ・スミスとはだれだったのか?
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