著者・訳者 |
編著:日本ヘミングウェイ協会プロフィール
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ジャンル | 英米文学(評論)。 |
出版年月日 | 2022年4月8日 |
ISBN | 978-4-909812-84-1 |
判型 | A5上製 |
ページ数 | 352 |
定価 | 本体3,600円+税 |
在庫 | 在庫有り |
まえがき (今村楯夫)
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海図—新世紀のヘミングウェイ研究に向けて(辻 秀雄)
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第一部 ヘミングウェイ文学の原風景
◉第一章
ヘミングウェイが描いたアメリカ—鉄道を中心にして(千葉義也)
◉第二章
情報の圧縮と留保が生み出す効果とそのスタイルの源流を探る(倉林秀男)
◉第三章
隠喩としての「吐き気」—一九一八年パンデミックと「兵士の故郷」再読
(フェアバンクス香織)
第二部 テクストの戦略
◉第四章
ハロルド・クレブズの傷—「兵士の故郷」と二つの物語(前田一平)
◉第五章
ランニング・ブル、ライティング・アーネスト—伝記的語りの政治性(中村嘉雄)
◉第六章
つきまとう『暗い笑い』—『春の奔流』における帰還兵と黒人(中村 亨)
◉第七章
ジェイク・バーンズの欲望の視線—不倫小説として読む『日はまた昇る』(高野泰志)
第三部 抵抗するテクスト
◉第八章
「簡単な質問」精読—翻訳状況、テクスチュアリティ、セクシュアリティ(辻 秀雄)
◉第九章
幻影のゴールデンゲート
—『武器よさらば』と〈抵抗する読者〉を架橋するために(山本洋平)
◉第十章
ポーリーン・ファイファーがヘミングウェイにもたらした創造性
—ジェンダー越境性・カトリック信仰・悪女表象(古谷裕美)
◉第十一章
ヘミングウェイ作品の中のマーサ・ゲルホーン(平井智子)
第四部 人生と物語の狭間で
◉第十二章
『誰がために鐘は鳴る』とスペイン・「ジプシー」の神秘主義(本荘忠大)
◉第十三章
ヘミングウェイの小切手簿—『海流の中の島々』にみる作家の家計(柳沢秀郎)
◉第十四章
チンクとヘム
—エリック・エドワード・ドーマン=スミス(オガワン)との友情(真鍋晶子)
◉第十五章
作家と編集者 二〇年の軌跡—ヘミングウェイとパーキンズの交歓(今村楯夫)
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あとがき (千葉義也)
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