代表作「屍の街」や「半人間」「残醜点々」のほか、
これまで単行本未収録の原爆作品も収録。
著者・訳者 |
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ジャンル |
日本文学(作品) |
出版年月日 |
2020年7月31日 |
ISBN |
9784909812407 |
判型 |
A5判上製 |
ページ数 |
470 |
定価 |
本体3,500円+税 |
在庫 |
絶版→新版 |
「原子爆弾は人類の闘争のうえに使われる限り、悪の華である」
(「屍の街」より)
1945 年8 月6日の朝、広島にて被爆した大田洋子は、その直後から、
原爆症発病の恐怖と闘いながら被爆者という「当事者性」をもって、
被爆後の凄惨な実態をさまざまな作品に書き紡いできた。
原爆投下から75 年経った現在だからこそ読まれるべき作品が
新仮名で甦るアンソロジー。
代表作「屍の街」や「半人間」「残醜点々」のほか、
これまで単行本未収録の原爆作品も収録。
【収録作品】
河原
牢獄の詩
屍の街
過去
恋
城
どこまで
暴露の時間
ほたる
半人間
残醜点々
ある墜ちた場所