プロフィール
1875年生まれ、1961年没。スイスの精神医学者、精神分析学者、チューリッヒ大学講師、バーゼル大学教授を歴任。1906年から1913年まではフロイトの主要な擁護者であった。ユングがリビドーの概念をフロイトが主張した肉体的な意味を超えて一般化したために二人は訣別、その後歴史や宗教、東洋思想、錬金術などを探究し、「元型」、「集合無意識」などの概念を導入した分析心理学を創始。
著書 『心理学的類型』 (Psychologische Typen, 1921)、『心理学と宗教』 (Psychologie und Religion, 1940)、『心理学と錬金術』 (Psychologie und Alchemie, 1944)、『ユング自伝-思い出・夢・思想-』(Erinnerungen Träume Gedanken, 1962)など多数。
関連作品一覧