プロフィール
1990年、兵庫県出身。慶應義塾大学文学部人文社会学科卒業。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。2019年9月、ロンドン大学バークベック・カレッジ大学院博士課程修了(PhD in English Literature)。中央大学、東京大学にて非常勤講師を務め、2020年4月より日本女子大学文学部英文学科専任講師。専門はイギリスを中心とする20世紀以降の現代文学(小説、戯曲)。単著に博士論文を基にしたAngela Carter's Critique of Her Contemporary World: Politics, History, and Mortality (Peter Lang, 2021)がある。また、第29回福原賞(福原記念英米文学研究助成基金・出版助成)を受賞し、日本語の第一単著『ハロルド・ピンター—不条理演劇と記憶の政治学』(彩流社)を2021年6月に刊行。主な論文に「ハリウッド、冷戦、家庭:Angela CarterのThe Passion of New Eveにおける女性像の構築」『英文学研究』95巻(2018年)、“Angela Carter and Modern Japanese Fiction: Her Re-Encounter with Western Literary Legacies”, Contemporary Women’s Writing (forthcoming)など。
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