ホロコースト生還者が描く、
ナチス政権下の恐怖とハンブルク空襲大火の焦熱地獄。
著者が幼き頃に経験した非ユダヤ人父への暴力、ユダヤ人母の自殺未遂、強制収容所移送の数日前に起きた空爆作戦と混乱、そして未だトラウマとして残る空襲大火の中での断末魔。
殺されていった家族や知人への追悼と、未来への伝言として残される回顧録。
本書は『平和の下で』の姉妹本です。
第1 章 戦時下の子ども
第2 章 母の話
第3 章 毒された空気
第4 章 目覚め
第5 章 ゴモラ作戦
第6 章 隠れ家の月
第7 章 解放
第8 章 川べりの避難所
第9 章 ウリの話
第10 章 新世界
第11 章 ブランケネーゼの子どもたち
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