全作品を横断して読むことで見えてくる 巧みに埋め込まれたイェイツのコード(=暗号)!
   
	
	
	| 著者・訳者 | 
	
	
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	| ジャンル | 
	英米文学(評論) | 
	
	
	| 出版年月日 | 
	2019年1月15日 | 
	
	
	| ISBN | 
	9784909812032 | 
	
	
	| 判型 | 
	A5 | 
	
	
	| ページ数 | 
	572ページ | 
	
	
	| 定価 | 
	本体6,000円+税 | 
	
	
	| 在庫 | 
	在庫あり | 
	
	
 
   
  
  
    
      全作品を横断して読むことで見えて来る
巧みに埋め込まれたイェイツのコード(=暗号)!
その鍵は、アイルランドの琵琶法師・カルディにあった。
アイルランドの伝承「ディヘンハンス」、日本の「夢幻能」からヒントを得て生み出された、イェイツの詩作技法「ファンタスマゴリア」(=面影の技法)。この技法によって作品に描かれる、アイルランドの修道院文化の礎を築いた「カルディ」の系譜を、作品に見出し、イェイツ研究最大の死角に挑んだ画期的研究書!
     
   
  
  
    
      序
第一章: めぐり逢う僧侶たち 西洋の琵琶法師と東洋のカルディ
第二章: アイルランドのコーカサス、ベン・ブルベン
第三章: 墓碑に宿るアイルランドの琵琶法師、カルディの面影
第四章: 魂の永遠回帰 墓場(トゥーム)から揺籠/子宮(ウーム)へ
第五章: 「蜜蜂の巣」/聖者と魔女の共生の住処
第六章: 北イ・ニールの王子・聖コロンバ、騎馬の聖者
第七章: ディンヘンハスの大いなる形式 、憑依/面影の技法
第八章: カルディの起源としての聖アントニー
第九章: イェイツの墓石と古代の高十字架
第十章 :  贖罪巡礼の聖地、ベン・ブルベン
第十一章: 「ベン・ブルベンの麓で」と「黒い塔」の間で